失敗しないプロカメラマンの選び方について

2017.07.11 (火)

Web・リーフレット等をデザインしていらっしゃる制作会社の方からこんな話がありました。

「プロカメラマンと言っている人に仕事を依頼した事があるが、レベルがひどくて使い物にならなかった。結局撮り直しをしなければならなくて慌ててしまいました」と。

「プロカメラマンにお願いしたのに、全然良い写真ではなかった」、「長い間時間を待たされたのにも関わらず満足できる写真ではなかった。」

残念ですがそんな事をしばしばお聞きします。

 

プロカメラマンという資格はない。

そもそもプロカメラマンになるための資格はありません。ですので自分で名刺等に「プロカメラマン」「プロ写真家」と名乗る事は自由です。高性能なカメラが安価で入手して誰でもそれなりの写真を撮れるようになって来ているので「フォトグラファー」を名乗るは容易です。

プロカメラマンになるには資格は必要? ご興味あれば以前書いたこの記事をご参照ください。

極端な話でいえば、高価なカメラとレンズを持ち、写真の撮り方(絞り・シャッター・感度の相関等の基本的な事)を理解しないまま「プロカメラマン」を名乗っている方もいます。

PHOTONEXT2017のガイドブックによれば、カメラが身近になり「自称フォトグラファー」と呼ばれる人達が増えている事は事実のようです。

 

プロの線引きは?

インターネットでの写真販売サイト等でよく見かける「カメラマン募集」広告。

運動会や学芸会等で撮影にアルバイトとして派遣して撮影にいく仕事があります。仕事でお金を得る事をプロという考えもあるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?

他にメインのお仕事をしながら写真の仕事をしているのであれば、あくまでもそれはパートタイムジョブ。アルバイトになるので本当のプロとは言い難いと考えます。

お金を得ている事の事実だけを言うのであれば、製品をオークションで出品して販売して利益を得た事がある人が「オークションのプロ」と言うか? それだけで生計を立ている人であればプロという事が言えるとは思います。

 

本当のプロの見わけ方とは?

「プロカメラマンにお願いしたのに・・・」そもそも本当にプロとして活動している方だったのか? 疑問符が付きます。

写真の腕は別としても事業や生業を写真業にしているかどうか? アルバイト的にやっている人ではないか?

カメラメーカーがプロのカメラマンをサポートするシステムがあります。そこでのプロカメラマンの認証はあくまでも「生業である事・アルバイトは認ない」とあります。

また職業写真家さん達の公的な写真協会等もそういう方でないと会員になれない事が多いです。

プロカメラマンの認証資格はないため線引きは難しいですが、そういう事もプロカメラマンを選ぶ上で一つの指針になるのではないでしょうか?

 

ホームページはあるか?

生業でやっているのであれば、ホームページがあるはずです。ここで言うホームページはあくまでもホームページであり、ブログだけの場合は除きます。

業用や撮影の事、撮った作がちゃんと開示されているホームページを持っている事が大事です。

 

どんなジャンルに強いカメラマンかを確認する。

プロカメラマンであればみんな同じだと思っている方がいらっしゃったらそれは間違いです。 またカメラマンによって得意・不得意なジャンルもあるはずです。そのカメラマンがどういうジャンルの写真を撮っているのか?

確認して見てください。人・物・動物・広告・・・・。注力しているジャンルがあるはずです。

 

カメラとレンズが同じであれば撮れる写真は同じ?

高価なカメラとレンズで撮れば良い写真が撮れるハズ。使う機材がよければ誰に頼んでも同じではないか? カメラマンを選ぶにあたり誤解が少なからずあるようです。

同じ構図で同じ写真が撮れるのはオートで撮る場合です。カメラを使うのはあくまでもその人によりますので、アプローチの仕方が違いますし好きな色も違ったりします。

食材が同じであれば調理する人はだれでも同じ味? そんな事は絶対ありませんよね?

カメラをどう使うか?理解して自分のレシピを持っている人がプロと言えると思います。

 

依頼者の意図を理解しているか?

「プロに依頼したのに思っていたのと違った写真だった・・・」そう言う前に撮影内容の意図やコンセプトがキチンと伝わっているか?が大事になります。

例えば物撮りの場合、イメージ先行なのか? それとも商品をきちんと紹介する為の写真なのか?  双方必要なのか?

必要な情報をキチンと伝えられたのであればお客様の内容にあった写真を提供するのがプロの仕事です。

 

アルバイトとして安価にやっているカメラマンに依頼するのもあり?

そうは言っても本当に「生業でやっているカメラマンに依頼するのは費用もかかるし・・・」そう考える方もいると思います。

自分も会社員時代にカメラマンとして併用していた時代がありました。自分の場合は「写真の仕事もしています」位に言っていて当時は「プロカメマン」と名乗るは敷居が高く感じていました。

生業のカメラマンさん達に申し訳ない気持ちもありました。

そんな時でもお仕事を頼んで頂けた事もあります。アルバイト的にやっている事実を選ぶ方が知った上で依頼して頂きました。

その当時の多くの経験がない今の独立したカメラマンにはなっていけない事実もあります。

ですのでそういうこれからのカメラマンに対しては「安く使ってやる」ではなくて「応援してあげる」そんなつもりでお願いをしていただけたらと思います。

「応援するつもり」でお願いしたのであれば、多少の事があっても納得はできるのではないでしょうか?

 

「失敗しないプロカメラマンの選び方について」はいかがでしたでしょうか?

「こんなハズではなかった・・・」そう言わない為にもプロカメラマンに依頼する時は上記の事を考えていただければと思います。

 

 

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